よくあるご質問

よくあるご質問

Qバッテリー式カメラのどこがすごいの?

商用電源が無い場所にカメラを設置したいことは実は意外と多いものです。
またカメラを一時的に設置して、しばらくしたら移動したい、という要望も意外と多いのです。
しかしながら従来のカメラですとバッテリーだけでは1日足らずしか録れません。
電気工事費用は距離によってはカメラ以上にかかってしまいます。
バッテリーを大きくしたり個数を増やせば延命はできますが、交換時にはかなりつらいものがあります。(重い!!)
アイパスIPは独自の省電力回路により、片手で持てるバッテリーで1週間以上の待機時間、30秒×200回以上の録画を可能にしました。ソーラーユニットを併用すればバッテリー交換は全く不要、SDカードの回収のみで運用が可能になります。

Q映像は貯めるだけで、無線伝送はしないの?

無線伝送(SS無線、無線LAN、携帯電話通信、等など)はオプションではご用意できますが、実はあまりお勧めはしておりません。
映像伝送は見た目はすごいのですが、実際に運用してみると警備会社と連携していないと大変だという声を多く聞きます。
伝送されてくる映像は結構、誤送信も多いし、いつ何時に送られてくるかわかりませんから例えば夜中の3時に映像が来ても実は何も対応ができないことが多いのです。
ある自治体のデータでは送られてくる映像の90%以上は無駄映像なのに、通信費は年間数十万円かかってしまうので、結局やめてしまったそうです。
つまり映像無線伝送は、現場の緊急度とコストとの兼ね合いによってお選びいただくことをお勧めします。

Qカメラは夜も撮影できるの?

カメラは赤外線照射式なので夜になると自動的に赤外線LEDが点灯します。(カメラ正面がうっすら赤く光ります。)昼間のように明るい映像になりますので真っ暗な中でも鮮明に撮影が可能です。(ただし夜間は白黒映像になります。)

Q何でカメラの画素数は200万画素しかないの?

大変よくある質問です。(笑)今や携帯電話のカメラですら1000万画素ある時代なのに、なぜ200万画素しかないんでしょうか?ハイビジョン・カメラ等は使用できないんでしょうか?
これは実はカメラやレコーダーの消費電力の問題です。カメラだけ高性能にしてもそれ相応な動画を録画するためには、それに見合ったレコーダーや録画メディアが必要です。どれも高性能になるほど、消費電力が増え、バッテリーが大きくなり、ソーラーも大型化し・・・・とキリがありません。
でも実際に運用するとわかりますが、カメラ映像が鮮明になっても、被写体(犯人)がちゃんとカメラを向いてくれる確証は無いし、自動車もカメラの正面に停まってくれるとは限りません。
つまりカメラ及び周辺機器を高性能化して、それに沿ってバッテリーやソーラーも大型化、全体のコストも上がってしまっても、実態は意外と実りが少ないことが多いのです。
しかも高性能な装置ほど故障率も上がります。屋外に設置する装置ですから、寒いこともあれば雪に埋もれてしまうこともあります。要求される内容とコストのバランスを十分に検討した結果の「200万画素カメラ」とご理解いただけると幸いです。

Qカメラが自動的に犯人を追尾したり、不審な動きを検知することはできないの?

世間ではこういったカメラやレコーダー、あるいはソフトもありますが、バッテリー式の場合は4項のように消費電力を踏まえてご用意はしておりません。

Qバッテリーの寿命は大丈夫?

弊社での標準バッテリーはアメリカ航空宇宙局でも使用されている高性能密閉型ディープサイクルバッテリーなので、正しく使っていれば7年以上、無補水・無交換で使用できます。
自動車用とは異なり、液モレもしないし零度以下の環境でも抜群の性能を発揮します。

Q装置を屋外に放置しておいて盗まれない?

アイパスIPを1式ご購入いただくと、ボックスとカメラにはそれぞれ専用の鎖と南京錠が付属しています。
専用の大型工具を使って鎖を切ったり、ボックスをバールでこじ開ける等の心配はありますが、弊社が全国に数百台販売した経験上では意外と少ないです。(全国で5件程度。もちろん「絶対」はありませんので、盗難保険に加入していただくことをお勧めはしています。)

Qカメラを設置してプライバシーの侵害にはなりませんか?

法律的には「プライバシーの侵害」は、カメラが特定個人宅を向いていたり、撮った映像を無断でHP等の公共物に掲載してしまうことを言います。公共の場所に設置して撮影している分には、プライバシーの侵害には該当しません。(ただし設置にあたっては十分に近隣には説明をし、理解を求めることは必要です。)
また撮影したデータ(弊社品で言うとSDカード)の保管は各ユーザー様にてご注意いただくことは言うまでもありません。

Q犯人の逮捕は可能ですか?

アイパスIPで撮影した映像で即逮捕できるか、というとそれは警察が判断することなので正直わかりません。
でも仮に顔やナンバーが鮮明に映っていなくても、犯人の風体、行為や車種、あるいは犯行日や時刻がわかるだけで十分手掛かりにも成りえます。
逮捕は警察の協力が不可欠ですが、逆に協力さえ得られればアイパスIPは十分お役に立てるものと思っています。

Q不法投棄には有効?

弊社カメラ、アイパスIPは既に全国の自治体の不法投棄対策に、数百台が使われています。
不法投棄は電気も街灯もない山中で行われることが多く、アイパスはこのような用途には最適です。また設置しただけで捨てられなくなった、という報告も多数寄せられています。
よく「こんなの設置しても、また別の場所に捨てられちゃうから意味がない」と言われる方もいらっしゃいますが、実際には移動式であるが故に犯人には「この辺一帯はちょっとマズイな」と思われて確実に不法投棄は減少する、というデータが出ています。

Q静止画じゃないのはなぜ?

データ量から考えると、動画(MPEG4)ではなく静止画(JPEGもしくはM-JPEG)の方がきれいな映像が撮影できます。でも「逮捕」という目的から考えると、「行為」が正確に記録できる動画は大切です。
弊社は警察担当者とも相談した結果、多少画質が悪くても「動画」にこだわりました。

Qソーラー運用は可能なの?

アイパスIPは業界で唯一、ソーラーのみで100%の運用が可能な監視カメラです。
もちろん現場の日当たりは重要です。一日4時間以上の日照が必要です。
また曇りや雨が4日以上続いても機能はきちんと維持し、4時間の日照で100%回復できるようになっています。
SDカードデータのみ定期的に回収に行けば良く、重いバッテリー輸送・交換は必要なくなります。

Q威嚇のために音声が出るようにしたいのですが。

弊社はメーカーですので、お客様のご要望に応じて赤色回転灯や音声合成スピーカーを追加したり、カメラ設置用の支柱を建てる等の特注仕様もお請けしています。営業マンにご相談下さい。

Q動物は撮れますか?

実際に真冬の山中に設置して実験しました。夜間でもキツネやタヌキ、テンなどに反応してちゃんと撮れました。クマやイノシシにも対応可能だと思います。
自然動物の観察や農作物の獣害被害にもお役に立てると思います。またその時、装置は約1mの雪に埋もれてしまいましたが、壊れることなくちゃんと動いておりました。

Qずーっと録画し続けてるの?

アイパスIPは一般的なHDDレコーダーのように「1~3ヶ月の範囲で上書きループ・撮りっぱなし」ではありません。
あくまでセンサーに反応したときに30秒録画するだけです。ですから山奥では一日に2~3回しか撮らないことも有り得ます。でも逆に言えば、後で映像をチェックするときに早送りで延々同じ景色を何時間も見続ける苦痛がありません。実際に使う人のことを考えた構造になっています。
絶対に取りこぼしが許されない重要な場所には適しておりません。その点はご了承下さい。

Q移設作業は簡単なの?

アイパスIPは納入時には弊社社員が出張して、操作の説明をしますが、操作や設置、移設は極めて簡単な構造になっています。余分な機能は全て取り去って、メカに弱い方でも気軽に使えるように配慮した製品です。シンプル・イズ・ベストがモットーです。

Qモーション・ディテクト(画像検知式)録画にはしないの?

モーション・ディテクト(映像の動きを検知して録画を始める方式)は格好いいのですが、屋外で使うには重大な問題が発生します。それは「風でカメラが揺れると録画してしまう」ということです。
台風の日などは一日中、無駄映像を撮り続けてしまいます。
よって弊社では人感センサーを使用し、あくまで人間や自動車の温度を検知して録画を開始する方法にこだわっています。

Qメンテナンス契約って何?

当社独自のメンテナンス契約は、毎年一定額を支払って加入いただければ、自然故障だけでなく、人災、天災による故障、破損でも送料まで無料で、しかも何回でも修理する、いわば保険のような契約です。
製品には通常はご購入後1年間の保障はついていますが、これは一般電化製品のように、初期不良や自然故障のときだけで、操作ミスや人為的な破損、天災等は含まれておりません。
でも自治体のように突発的な修理費用負担に対応できないときでも安心できるのが、このメンテナンス契約です。(ただし撮影されたデータは保障外となります。)
「人災・天災を問わず送料無料で何回でも修理」はメーカーから見ると、大変な負担を負ってしまうようにも見えますが、これは弊社の「壊れにくい、壊されにくい」という自信の表れです。安心して長くご利用いただける画期的な契約です。
詳しくは営業マンにご相談下さい。